設備紹介

芙蓉電機の加工設備について

芙蓉電機では、主に検査治具(冶具)の制作を専門に取り扱っております。弊社は創業から約40年にわたり、接触不良が多いといわれる検査治具(治具)と向き合い、確かな実績を残してまいりました。こちらのページでは、芙蓉電機が加工に使用する設備をご紹介します。

マシニングセンタ

マシニングセンタの定義は、「工具交換を自動で行う能力を有し、工具を回転させ加工を行う多機能NC機械」で、1997年に米国工作機械工業会で採用されました。なお、日本工作機械工業会では、「工作物の取り付けを変更せず、目的に合わせたフライス・穴あけ・中ぐり・ねじ立てといった異種の作業を一台で行えるNC工作機械であり、多数にわたる異なる種類の工具を自動で作業位置に移動する装置を有するもの、もしくは少なくとも2面以上を加工できる構造であり、工具を迅速に交換できる機能を有する機械」としています。

平面型ガスレーザー加工機

金属の切断や医療用など、幅広いシーンで利用される「ガスレーザー(CO2レーザー)」です。利用するのはガスを含むレーザーガスで、ガス中で放電することでレーザーが発振します。そのため、ほかのレーザー加工機に比べ、発振効率に優れているのが特長です。なお、レーザーは媒体の種類により固体、半導体、気体、液体などがありますが、加工用レーザーは高出力を安定して発振できることが条件です。そこでレーザー加工機では、性能が優れたガスレーザー(CO2レーザー)が主流となっています。

手動フライス

ミーリング・マシンとも呼ばれるフライス盤は、回転軸に取り付けたフライス(切削工具)を回転しながら金属製工作物を移動することにより、平面・溝・歯車などの切削加工を行います。断続切削が可能なため、さまざまな加工ができ、精巧な作業にも適します。なお、代表的な加工法にはボーリングとミーリングがあります。


ロータリープレス機

テーブルに金型を載せ、回転させながらプレス加工を行う装置がロータリープレス機です。金型の設置やストローク調整にかかる作業時間を短縮し、小ロットでも効率的な作業が実現します。金型の種類も切り欠き、パイプ、アングル、丸棒、厚板、抜き、バーリングなど、幅広く取りそろえておりますので、お客様の持つさまざまなニーズに対応いたします。

旋盤

旋盤は、固定された工具(バイト)で、回転する被加工物に切削加工を行う工作機械です。いわゆる「挽き物」を作ることを目的に使用され、加工法には外丸削り、中ぐり、穴あけ、ねじ切り、突切りといったものが挙げられます。なお、被切削材料を回転させるという工程があるため、加工品は回転軸に対し円筒や円錐、皿形といった対象形になります。

その他

レーザー加工について

マシニングセンタは幅広い用途に利用が可能ですが、薄い鉄板を複雑な形に切り抜く、といった加工は得意としていません。この際に利用するのがレーザー加工です。金型が不要でありながら、被加工物を2次元的にさまざまな形状へ切り抜くことが可能。さらに、金型を作らなくてよいので、納期が短くコストも抑えられるというメリットがあります。なお、レーザー加工は熱伝導率の高い素材には適してない、といった特徴もあります。どの加工法が適しているかについては、一度弊社までお気軽にご確認ください。

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